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石巻市指定文化財 旧ハリストス正教会

石巻市指定文化財 旧ハリストス正教会教会堂復元工事

宮城県石巻市

文化財復元

 旧石巻ハリストス正教会教会堂は明治13年(1880年)、新田町(現在の千石町)に建設されたもので、現存する木造教会堂建築としては日本最古のものとなります。設計者は不明、なお、正教会の設計は正教徒のみに許されます。
 十字型の平面を持ち、屋根は瓦葺、1階は畳のある集会室です。2階が絨毯敷きの聖所・至聖所となっていて、奉神礼が行われるスペースとなっています。1階と2階は急な傾斜の階段で連結されています。
 1879年(明治12年)11月[1]、宮城県牡鹿郡石巻村(現石巻市千石町)に「聖使徒イオアン聖堂」の名称で竣工、建設費は999円とされています。 
 2011年(平成23年)3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で被災、石巻市を襲った津波は、本教会堂の屋根より下を呑み込みましたが、本教会堂はその際の津波に耐えました。

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